― 1%を守るため、99%を広める ―
紅花に含まれる赤色素はわずか1%。山形の経済文化発展の礎となった染色用途は次第に衰退するも、99%の黄色素は現代の経済循環に欠かせない「飲食用途」で、新たな紅花の未来を切り開く多様な可能性を秘めています
紅花に含まれる赤色素はわずか1%。山形の経済文化発展の礎となった染色用途は次第に衰退するも、99%の黄色素は現代の経済循環に欠かせない「飲食用途」で、新たな紅花の未来を切り開く多様な可能性を秘めています
かつては華麗な西陣織や化粧用の紅などに加工され、また冷えに効く血行を良くする薬などにも利用されるなど人々の暮らしを彩り支える存在となった「最上紅花」。「米の百倍、金の十倍」ともいわた価値は、時代の流れと共に代替品の普及にて急速に衰退しますが、その色や効能は今でも人々を惹きつけてやみません。山形で受け継がれる紅花生産システムは世界的にも希有であることから、日本遺産、日本農業遺産に指定れています
紅花から1%未満しか含まれない紅色で染色する紅花染め。かつでは華麗な西陣織などに加工され重宝されましたが、時代の流れと共に代替品の普及にて急速に衰退しますが、その色や効能は今でも人々を惹きつけてやみません。今でも一部紅花染めを行う染物屋や河北町紅花資料館などで紅花染め体験を行うことができます。
私たち紅花推進協議会は、紅花染め、化粧紅など紅色を残すために取り除いていた黄色に着目し、食を軸とした紅花循環経済「BENINOMY」の実現を推進することで、先人が守り続けてきた紅花文化の次世代継承を促します